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成瀬たちがそんな話をしていた頃…敬斗は走りながら疾走している男の背中をその目で視認していたっ!!?
敬斗「そんなところにいたんだね?やっとっ見付けたよっ!!?兵衛っ!!?」敬斗はそう呟くと一気に間合いを詰めて男に斬り掛かる。
キンっ!?ギンっ!?ギィイーーーーンっ!!?グググゥゥ
??「ウッフフフ(笑)!!?私に追い付くとはやりますねぇ?さすがはあの方の半身だ!!!?」
??「我が名は…穿燕頼行!!!?っあの方の従順な配下にして…屍の君の寵愛を受けし者」
穿燕頼行「そして…敬斗さまあなたを滅する者でございますっ」男はニンマリ笑ってそう言うと…不敵な笑みを浮かべて敬斗をジッと見詰める。
思えばこれがこいつ等との出逢いだったのかもしれない…敬斗はここから長い時間をかけて…彼らと死闘をくり広げて行く事になる。
消えたもう一人の自分にもっていかれた力を補う様に…この時から敬斗の中で何かが目覚め始めていた。そしてそれこそがあいつの狙いだという事もわかっていたのである。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
END
谷中墓地が荒らされた原因を探った…成宮は穿燕頼行という男にたどり着いた。一方で鬼龍院たちの方には別の刺客が現れて混戦状態となっていた。そして激しい戦闘が始まるとやがて敬斗は疲弊していき徐々に押され始める次週「屍の音」「第3話へ続く」
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