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「仕方がない。
私の兄貴の物を貸してやろう。」
「はア?てめエに兄貴なんていんのか?」
「いるよ。
超絶キモイシスコンが。」
「しすこんとは?」
「シスターコンプレックスの略。
妹命の野郎のこと。」
「・・・なるほど。
エゲレス語か。」
「あんた誰!!。・・・てか齊藤じゃん。」
今の今まで存在を忘れられていたことに斉藤さんの周りだけ青黒い縦線が見える、ようなきがして、、、
「はいっ斉藤さんと長州藩士!!」
「着替えてこーい!!!」
クーキは読めないが気が利く女、それが赤羽藍なのである。
まあ持ってきてなかったらあとが怖いってわかってるんだろうけど。
藍は持ってきた兄貴の服を渡して和室の障子を閉めた。
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