好き

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あれ以来、友人は躊躇いがちに訊ねてくる様になった。 「あ、あのさ、オレのこと……」 視線を逸し、しどろもどろに告げる友人に、俺は溜息交じりに告げる。 「ハイハイ。大好きだからそんな顔するなよ?」 叱られた犬の顔が、甘えん坊の子供みたいにぱぁっと明るくなったら。 「うん!オレも大大だ〜い好き!!えへへ」 と抱きしめてくるので、俺もついつい甘やかしてしまうのだった。 終
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