夏氷

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「いらっしゃいませ」  二人が私を認めて、笑った。 「こんにちは」  白田コンは志信と秀太の個性が混じる将来有望な作家の卵だ。  二人には恥ずかしくて言える気がしないが、私が小説を書くことにもう一度楽しさを見出せたのは、彼らのおかげだ。私にとっての運命のふたりーーと言ったら大袈裟だろうか。 了
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