第8話 もう守られてばかりじゃない(6)★

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「っああ……!?」  途端、智也が体勢を崩して倒れかかってくる。そのまま抽送を続ければ、すぐに智也はされるがままになって、揺さぶられるままに喘ぐのだった。 「ほら、智也の大好きなところ――今度は俺ので可愛がってあげるね」  前立腺を狙って穿てば、ガクガクと震える体に合わせて中がきつく締まった。あまりの心地よさに危うく達してしまいそうになるのを堪え、ベッドを軋ませながら、さらに激しく責め立ててやる。 「あぁ、ん、あっ――いいトコばっか、突きやがってぇ……ッ」 「ここばっか突くと、智也はどうなっちゃうのかな?」  意地悪く訊ねてみるも、智也は首を横に振るだけだった。それでも答えを促すように腰を揺らせば、甘い吐息を漏らしながらどうにか言葉を紡ぎだす。 「っあ! イくっ、イくぅ……」 「お尻だけでイッちゃう?」  そう問いかければ、智也は大きく何度も頷いた。  はち切れんばかりの昂ぶりからは、限界を訴えるように絶えず先走りが溢れ出ている。絶頂が近いことは一目瞭然だった。 「ぁ、あぁ……っ」
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