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~朝~
汐恩side
汐恩「はぁ、やっぱりさなもだめって言うのかな、？」
汐恩「あ、さな。おはよ。」
＜さな＞「...おはよ。」
汐恩「ｯ...」
お母さん「さなおはよ！...汐恩、おはよ。」
汐恩「ｯ...」
お母さん「...ご飯いる？」
汐恩「いらん。行ってくる。」
お母さん「行ってらっしゃい。」
~学校~
翔也「汐恩！おはよ〜！」
汐恩「おはよ。」
奨「どうしたの？」
蓮「なんかあった？」
瑠姫「言ってみな？」
汐恩「俺さ、アイドルになりたいんだよね。」
純喜「ええやん！汐恩ならなれる！」
汐恩「でも、そのためにはお母さんとかの許可？がないとアイドルになれるのは無理やん。」
景瑚「お母さんたちいいよっていったんやろ？」
汐恩「ううん。 汐恩にはなれん。って言われて。 アイドルもそう簡単にはなれんでって言われて。」
拓実「そうやけど。 汐恩はそう簡単にはアイドルになれんって思って言っとるんやろ？」
汐恩「うん。 妹にも聞いたんやけどずっと黙ったままで、」
祥生「そうなんか、」
碧海「でも、俺たちは汐恩がアイドルになってもいいと思っとるで！」
汐恩「..ありがとな、（泣）」
~教室~
？？「今は授業中なんです！やめて下さい！！」
？？「離して、！」
翔也「廊下なんかうるさいね。」
奨「ほんとだね。どうしたんだろう。」
ﾊﾞﾝｯ
JO1「ﾋﾞｸｯ」
そこには、、
汐恩「...さ、な？」
＜さな＞「汐恩お兄ちゃん、」
JO1「さな、？」
翔也「汐恩の妹さんじゃない？」
＜さな＞「お兄ちゃん、」
先生「今、授業中ですから出て行って下さい！」
＜さな＞「そうですけど、お兄ちゃんに伝えたい事があるんですｯ、」
先生「家に帰ってからでも伝えられますよね！！ 早く帰って下さい！！」
一成「汐恩くん、妹さん？大丈夫なんですか？」
汐恩「分かんない、」
＜さな＞「お願いしますｯ、言わせて下さいｯ！」
先生「はぁ、早く終わらせて下さいね、」
＜さな＞「はい、」
＜さな＞「お兄ちゃん、」
汐恩「...文句でも言いに来たの、？」
拓実「文句を言いに来たら帰って、」
翔也「帰って下さい。」
JO1「帰って/帰って下さい。汐恩/汐恩くんが可哀想です。」
＜さな＞「違うｯ、文句を言いに来た訳じゃないｯ、」
汐恩「じゃあ、何なの、？（泣）」
＜さな＞「今まで言えなかったけど、私はお兄ちゃんがアイドルになってもいいと思ってるｯ、」
JO1「え、」
汐恩「じゃあ、なんで俺が話してたときずっとだまってたの、？」
＜さな＞「それは、そのときに言いたかったけど、言えなくて、（泣） ごめんなさい、（泣）」
汐恩「大丈夫だよ、（泣）」
＜さな＞「それと、私、病気になっちゃった、笑」
JO1「え、？」
汐恩「どんな病気なの、？」
＜さな＞「余命1ヶ月、」
拓実「え、」
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