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それから数時間後…チーム松田運営本部は相変わらず慌ただしい動きを見せていた。
??「松田さまっ!!!?愛澤えみりが予定とは少し違ったポイントに居るようです」
松田るあ「そう来るだろうと思ったよ!!?それも含めて計算通りさ!!?」
??「はっしかしこのままでは…」
松田るあ「良いんだ?白鳥っ!!!?どうやら彼女の身体を牛耳ってる奴はこちらが仕掛けているGPSにも気付かないぐらいおマヌケみたいだしね?
松田るあ「いいかい?このまま彼女をジッと見ておくんだ!!?」
松田るあ「必ずボロが出る筈さっ!!!?それより白鳥…さっき調べて欲しいと頼んだ件についてはもう調べはついたかい?」
白鳥「はっその件についてなら…既に調べはついておりますっ!!!?」
カチャカチャっカチャカチャ
白鳥「まずはこちらをご覧くださいっ!!!?これは数時間前の渋谷区内の上空ですが…確かに光り輝く物が物凄い速度で空を突っ切っている様子が撮影されてました!!!?」
白鳥「そしてこの時間帯プレイヤー名「水沢麻里奈」が2枚保有しているBLACKJOKERの内の1枚の所有権が他のプレイヤーに変更されています」
??「やっぱりね?僕らの睨んだ通りだ?」
白鳥「ええっそしてそのプレイヤー名こそが貸付と利息の能力を操る(Monrika)さまでございました」
松田るあ「なるほど?彼女だった訳か?どーりで骨が繋がらない訳だ??」松田は…納得したような顔で顎に手を添えると…少し目を細める。
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