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数時間前の事である…えみりの異変に気付いた松田るあは思案していた。
松田るあ「何故君はそこにいるんだ?愛澤えみり?」松田はそう言うと…怪訝な顔をして紅茶をひとくち口に含んで…目を閉じて考え事をし始める。
松田るあ「心の声(おかしい?進む進路…行動パターン…予想目的地。そのどれもが…こちらが叩き出した情報とはまるで別人だ?)」
松田るあ「心の声(私の予想に狂いがあったのか?いやっそんな筈は無いっ彼女があの愛澤えみりなら…必ずここに来るはずだ!!?なのにどうして?)」
松田るあ「心の声(くそっ!!?ニア?どうなってる?)」
ニア「さぁ…詳しい事はボクにもわからない」
ニア「ただ…あそこにいる彼女が先程までの愛澤えみりじゃない事だけは確かだね?」
ニア「保有している記憶が違い過ぎる…!!!?」
ニア「そう?言うなれば…誰かと誰かの身体をチェンジしたかの様だっ!!!?」
ニア「こんなことが出来るのは僕が知り得る限り1人しか居ないけど…何故彼女をターゲットに選んだかまではわからない…記憶に「鍵」がかかってるからね?」
松田るあ「心の声(そうか?君でもわからないのか?)」
ニア「あぁこれは(NUMBERS)と呼ばれる…特別な番号をその象徴として持ってる数名のJOKERの内…(Q)の称号をその身に宿している者の力さ」
ニア「唯一僕がアクセス出来ない…最後の権限を持ってる彼女の名は「フィリア・メロ・エスティライヒ」
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