私はキャンディーみたいな恋をする

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私はなぜこんなことになったのだろう。 私は高1年生。立口瑞葉(たちぐち みずは)。 私は今キャンディーにハマっている。青く不思議なキャンディーが一番好き。 私は一生キャンデーと暮らしていくのだ。そう思っていた。 だが私の目の前に現れたのはキャンディーみたいな男の子。 「こんにちは。今日からお世話になる兼代蒼生(かねしろ あおい)高1です。   今日からよろしくお願いします。」 「な、なんで一一一」 そうだお母さんに電話…        ……繋がらない…… お母さん逃げたな 「あのどうしましたか?」 今日はもう遅いし……     ガチャ 「何してるの?入らないの?」 「あ、入ります。」 「お、お邪魔します。」 「どうぞ」 「夜ごはんどうする?」 「あ、大丈夫です。」     ぐう一一きゅるるるる 「あ、いや、これは…その」 「プッ  あはははは えんりょうなんかしなくていいのに」 「結局食べるの?食べないの?」 「た、食べる!」 「あはは 素直でよろしい」 「どうぞ。」 「ありがとうございます。」 「お、おいしいです。」 ほんとおいしそうに食べるな ってこんなことしてる場合じゃないのよ。 なんでこうなったか説明してもらわなきゃ。
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