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自分自身に嫉妬する(おまけ)
昔のことを教えてほしい。そう口にしたことを後悔しはじめる浅木。
桧山
「昔の京は今みたいに金髪でツンツンした目をしてたなぁ。でも猫や可愛いものの画像をみているときはその目がタレて可愛いんだ」(*´艸`*)
「でな、弁当を食べていると卵焼きと唐揚げは狙われるな」
「俺のポケットに飴玉が入っているのを知ってからはポケットに手を突っ込んできて。ハッカ飴を引いた時には悲しい顔をしてさ」
「あ、黒飴が意外と気に入っていたようだな」
「チョコレートを入れておくとテンションがあがるんだ」
「歴史のテストの点数が良かった日は褒めてほしそうに俺を見ていたな」
「朝、猫に会えた日は……」
浅木 「ちょ、まてって」(;^_^A
桧山 「うん?」(・・?
浅木 「ゆっくりでいいって」
桧山 「あぁ、そうだな。時間はたっぷりあるんだしな」
とはいいつつ、桧山のしゃべりは浅木が止めなければとまらなかった。
浅木
「そりゃ嫉妬するだろ。どんだけ愛されてんだよ、高校生の頃の俺!」
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満たされるの終わりの方で話していた会話の後の話。
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