推し

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推し

「今日も顔が良い。」 「また言ってる。」 真帆は呆れた顔を私に向ける。 「え、わたし声にでてた?」 「ばっちしね。」 不覚、、。でもしょうがない推しがかっこいいから。 「あ、どっか行っちゃった。」 「そら友達のとこも行くでしょ。」 本日2回目の呆れた顔をむけられる。 「確かに、、。」 「私も予習するから教室に戻るね。」 「んー。またね。」 そう、真帆は隣の教室の子だ。3年生位一緒のクラスにしてくれたっていいじゃないか。 あ、王子戻ってきた。やっぱりジビュがいい。 みんな話しかけないの?って思うじゃん。 難しいんだよね。元々女子と喋るタイプじゃないし話しかけたらクラスがザワっとなるからね。 別に王子がクラスでよくあるモテてとかは一切ないよ? 私が勝手に推してるだけ。 でも、これにも理由があるんだよね。
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