第4章 冒険者

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「ラスク町は良い町ですよ。治安も良いですし、ギルドマスターが理性的で強い方です。女性ギルドマスターです。」 「荒くれ者の冒険者を統率する冒険者ギルドのギルドマスター。実力と人間性と統率力が無ければ出来ないはずだ。凄いギルマスだろうな。多分美人だろう。」 「あ。ヨシオ。貴方。何かいやらしいことを考えていない。鼻の下が伸びているわよ。ふん。ヨシオの助平。」 「勘弁してくれよ。ルル。冒険者ギルドの女性ギルドマスターがこんな素人を相手にしてくれないよ。やきもちは妬かないでくれ。俺はルルと一緒にいればそれで十分だよ。」 「嬉しい。ルルは信じているわよ。私はヨシオを愛しているの。捨てないでね。」 「当然だよ。ルルを捨てるわけないよ。」  甘い二人は、装甲車を走らせてラスク町に向かっています。  街道には、荷馬車と魔法車が走っているので装甲車は、魔法車と思われて問題は無いようです。
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