第1章 プロローグ

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 青年時代に行先不明の船旅や行先不明列車の旅や行先不明バスの旅があったことを思い出したが、今度は異世界とは恐れ入った。   でもどうせ何処かの国内の某場所で町か村起こしの一環かも知れないと思ったので、スマホの内容を見てしまった。 「異世界に行きませんか。勇者募集中。今なら美人のお姫様との握手の特権有り、もしかすると口づけまで。一日3食、夜食付き。報酬は要相談。可愛い侍女もいます。旅費無料。特別手当有り。」  何処で聞いたようなセリフだな。 異世界への旅は良いだろう。 「異世界か。本当に行けるのかな。異世界への旅行も良いな。騙されたと思って旅行の準備をするか。旅行の準備だけでワクワクするから楽しいからな。」
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