ルキ ②

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ある日のこと。 お昼休み、ほんの気まぐれで、いつもは行かない公園に行って、買ってきたお弁当を食べることにした。 俺がベンチを見つけて座ろうとすると、そこには、どこかで見たことがある女性が座っていた。 !! 真由美さんだ!! まさかこんなところで悪魔に会うなんて…… 俺は話しかけた。 「あ……あの……、真由美さんですよね?」 真由美さんは顔を上げた。 悪魔、いや、真由美さんの目が大きく見開いていく…… 「ルキ?!」 真由美さんは、この公園の近くで働いているOLだった。 俺も真由美さんも気が動転していた。 俺たちは傍から見て、きっとおかしな二人に見られていたに違いない。 真由美さんは、結局のところ、ただの人間だった。 俺たちは連絡先を交換し合った。
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