飾り、だもん、

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そう思って、 頭の上にある、純の手を握って。 そのまま、 私の頬へと手を移動させる。 すると、純は.................. 「............っ、どーしてくれんの、」 ほんの少し頬を赤らめて、困ったような表情。 しかも、言葉遣いは、 〝執事〟って肩書きじゃない純の言葉。 「............っ、純、キス、して.........っ、」 そう言って、目を細めながら、 純に顔を少し近づけたところで。 「............んっ、」 優しく塞がれたくちびる。 時間にして、3秒ぐらい。 〝執事〟の、 ──────純とキスした。 「............っ、あー、やば.........っ、 俺さ、めるが好き過ぎて、もう止まれねーわ、」 〝お嬢様〟と〝執事〟 恋しちゃえば、 ──────肩書きなんてただの飾り、だもん、 fin.
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