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シュウがそうしていた頃リーゼたちは街の西側にあるとある路地裏に居た。
べオルフ「おい!!本当に行くのか?」
トワ「当たり前でしょ!!?」
べオルフ「辞めたほうが良いんじゃ?」
リーゼ「うっふふふ(笑)意外と怖がりなんですね?
ベオルフ「るせぇーよっ!!!?」
トワ「あぁ~はいはい無駄口はそれぐらいにして!!?あんまり店の軒先で騒いだらシセリア様が怒るじゃないっ!!?」
ベオルフ「誰だよ?それ?」
トワ「この店に居る女主人よっ!!!?」
リーゼ「さぁお二人共入りますよ!!」リーゼはそう言うと…路地裏にひっそりと立っている寂れた店に入っていく。
ベオルフ「っわぁ!!?」
?「おや!珍しいね?お客さんかい?」老婆はベオルフたちにそう話しかけるとニンマリ笑う。
リーゼ「ええ!!お久しぶりですわ。ミス・シセリア(笑)」
?「フッ(笑)よく来たねぇ?さぁ上がんな!!?」そう言うと老婆はみるみる若返っていき店の中も変化していく。
数秒後…店は先程までとは別空間に変わっており…ベオルフたちの目の前でシセリアと呼ばれた女性が腕組みをしながらこちらをジッと見詰めていた。
シセリア「さぁ坊主ども?対価としてこの私に何を支払う?」
リーゼ「これを献上致しますわっ!!!?ミス・シセリア!!?」リーゼはそう言うと…青色に輝く魔石をシセリアに見せる。
シセリア「なるほど?良い質をしている?よしっ合格だっ!!!!好きにココを通れっ!!!?」
数秒後…店の裏手にある扉がガチャンっと開いて…トワたちに道を示していく。
リーゼ「感謝しますわ!!ミス・シセリア。」
べオルフ「おっ!!おい何なんだよ?ココ?」
リーゼ「うっふふふ(笑)ちょっとした近道ですよ」
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