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何なの、この赤い線。
学校に向かう道すがら、私の頭の中はこの事だけでいっぱいだった。
普通に考えれば、運命の赤い糸だよね。
そうだとすれば、この赤い線を辿った先には私の運命の人がいるはず。
この赤い線が誰に繋がっているのか気になりその先を目で追ってしまうが、まだ遠くの方まで伸びていて相手の姿は確認できない。
めっちゃイケメンだったらどうしよう。やばっ、緊張してきた。
今はまだ知り合っていないけど、いずれ出会う運命の二人。
運命の赤い糸で繋がっているとは露知らず、二人は愛を育む。
きゃー、ロマンチック!
みんなが気付いていないってことは、私だけがその相手を知れるってことでしょ。
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