ゆめうつつ

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ゆめうつつ

終わる筈のない夢の醒めた跡 灼け焦げた壁 灰色の空 零れ落ちる時は もうここにはなくて それでも私は ずっとここにいる かけがえのないあの頃 倖せで ただ倖せで …哀しい 夢だった 想いは 紡がれていた記憶を慈しみ ゆっくりと その瞼を伏せ始める ゆっくりと… ゆっくりと。 風は、流れてゆくのだろう 想いをつれて…いつの日か、記憶をほどいて 愛おしい夢現を過ぎて そして、新しい季節の訪れを待って 私は、ここから 762142bd-d346-4600-84c4-ec02f3e4aeaf
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