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「…って事で。俺も、京子の事大好きだよ」
目の前で京子が笑った。
「付き合おっか？」
「…うん」
「そうだ、なぁなぁ…今度の土曜日にさ、前にみんなで行った遊園地へ行こうぜ‼︎」
「…あ」
手を繋いだ帰り道、京子が慌てた様子で美山の話を聞かせてくれた。
「はぁ⁈それってダブルデートじゃん‼︎」
美山め…。油断も隙もあったもんじゃねぇぜ。
「…っしゃ、とりあえず美山と友達になって安達とチェンジすっか‼︎」
「え⁈一緒に行ってくれるの？」
「まぁ、美山の方が先約だしな」
「…うん。ありがとう」
「さっさと2人をくっつけて、別行動しような」
真っ赤になって下から見上げてくる京子は、
俺にとってやっぱりかなり…特別な存在だ。
土曜日、4人で遊園地に行く事になった。
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