LEFT SIDE

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 自分のクラスに戻り席に着いた。  それからゆんちゃんの落書きの新作を探す。  立派な『ウィッグ』と色鮮やかな『メイク』を施された有名な詩人に思わず吹き出してしまう。 「何、京子。また教科書借りて来たの?」 「あぁ、うん。見てコレ」 「ヤバ。毎回傑作生み出す無駄な才能…」  友達のさっちゃんも思わず吹き出す。
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