また逢えたなら

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「来世があるのなら、今度こそトールと一緒になりたい」 「俺達ならたとえ記憶が無かったとしても、きっと巡り合える。俺が絶対にレイを見つけ出して見せるから」 「ほんとう?」 「ああ、約束だ。また逢えたなら、その時は――」    懐かしい記憶。  最後に交わした約束は目覚めと同時に、ぼやけて消えてしまった。
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