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そうして…鬼龍院が窮地に追いやられていた頃…成宮敬斗は怪訝な顔をしながら穿燕頼行を見詰めていた。
敬斗「ボクを滅するだってっ!?…キミがっ!!?」
穿燕頼行「作用で御座いますっ!!!?ヌフっ(笑)まぁ最もこれから死にゆく貴方には関係の無い事でしょうが…?」
穿燕はそう言うと…一気に間合いを詰めて敬斗に斬り掛かる。
キィンッキンッキンッキンッキィーンっググゥ!!!?
敬斗「随分軽い攻撃だね?こんなものでこのボクが倒せるとでも?」
穿燕頼行「いえいえ?まずは小手調べですっ!!!?これでもあの方の半身?」
穿燕頼行「さも強いのだろうと期待していたのですが…残念です?敬斗さまっ!!?」
穿燕はそう言うと刀を弾き返して…敬斗を蹴り飛ばすっ!!!?
数秒後…〘ドォンッっ〙という音が響いて成宮が苦悶の表情を浮かべるっ!!?
敬斗「ぐっぅつう!!?…はぁ…はぁ…はぁっ!!?」
穿燕頼行「ウッフフフ(笑)さぁどうしました?先程までの威勢は何処にいったのです?それとももうこの私に抗う力はありませんか?」
敬斗「まさかっ(笑)!!!?いつでもかかって来なよ!!!?ド三流!!!?」
敬斗は立ち上がってそう言うと…少し目を閉じる。
敬斗「心の声(奴の動きに惑わされるな…?心で感じろ?屍の呼吸を?)」
キンッキンッ!?キンッ!?キン!?キンッキンっ!?
穿燕頼行「おやっ?先程よりも動きが良くなりましたね?」
穿燕頼行「何故?私の攻撃に対処できるようになったのです?」
敬斗「さぁ?何でだろうね?強いて言えば感じるからかな?君からするどす黒い死臭の臭いを!!?」
穿燕頼行「ウッフフフっ(笑)!!?褒め言葉として受け取らせて頂きます!!!?」
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