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翌日早朝に蒲原を出発し、由比を通過。
曇っていましたが、薩埵峠からの眺め↓はやはり美しかったです。
先月から変わらず薩埵峠西側の道は封鎖されていたため、迂回して興津宿へ。
興津付近の通りには↓のお宅のように、江戸時代風の町屋建築を改築したり手直しして使っている家が多く、見ていて楽しいです。
江尻宿に着きましたが、旧宿場町↓はほぼ完全にシャッター通りになってしまっているので、道を逸れて清水駅周辺へ。
清水駅前の商店街は早朝から人の気配がありました。今日は祭りがあるようで、この後人が増えるのかもしれません。
『ボンヌール』というレトロ喫茶店↓が開いていたので、モーニングセットとコーヒーを頂きました。この後急に混み始めた店内では常に昭和歌謡みたいな音楽が流れており、妙に寛げました。
ぼんやりと歩いているうちに府中↓に着いてしまいました。
中世から国府があり、家康の晩年の居城があったという静岡駅付近は、江戸時代は駿遠で最大の宿場町だったそうです。
駅前は都会的な雰囲気もあり、美味しいお店もたくさんあります。
駿府城公園入口付近↓
公園には天守閣はありませんが、おでん屋さんがあったり芝生が敷かれていたりと、地元の人々の寛ぎの場所となっていました。
静岡おでん、おいしいです。
この日は駿府城西にあるホテル『ニューマスターチ』で一泊しました。
古い建物をリノベーションしたホテルには2階に図書室↓があり、筆者は坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』を読みました。
その他にも色々な試みが面白いホテルで、また来たいと思いました。
お付き合い下さりありがとうございます。
今回は次のページで終わりです。
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