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東海道 吉原〜興津
今回の旅の最後のページです。
この日は吉原〜蒲原〜由比〜興津を歩きました。
吉原の西にある富士川を渡ります。かなり川幅があり、長い橋の上から見る水の流れ↓は壮観です。
渡河すると、間の宿である岩淵宿が山肌に沿うようにして続きます。この辺りには保存状態の良い常夜灯↓が多く残っています。
山を下って海辺へ出ると、蒲原宿に。
蒲原は家康公が信長公を接待した蒲原御殿があった場所だそうです。
山景色と海空が美しい所で、今でも古い屋敷などが観光客向けにいくつか解放されており、筆者がとても好きな観光地です。探すと狭い街の中にたくさんの寺社があります。
蒲原宿を出て道なりにしばらく歩くと、由比宿に着きます。
岸壁に張り付くように伸びている由比は桜海老で有名な漁港の町だったようで、今でも海産物を売っている小さな商店をたくさん見かけます。
まだ入ったことのない美術館↓
また、町の西側は古民家風の家並み↓がかなり残っており、見て歩くだけでも楽しいです。
今回、由比の名物であるらしい『たまご餅』を買ってみました。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、上新粉の餅とこし餡が上品で、とても美味しかったです。
そして由比の西にあるのが薩埵峠です。東海道の三大難所のひとつだそうですが、今は道の半分はコンクリートで舗装されており、ちょっと坂がきついくらいの歩きやすい道です。
今川氏真が武田信玄と合戦して敗れた古戦場でもあります。
上からの眺め↓は絶景です。
しかし今回、薩埵峠から興津に下りる山道が一部崩落したらしく、通行止めになっていました(*_*) 一体いつ修復されるのか、果たしてちゃんと再び旧道が解放される日が来るのか不明です…
薩埵峠を下りて興津川↓を越えるともう興津宿です。今回はここで帰宅することにしました。
週末に会社の公休日を繋げての2泊3日の旅でした。旅の楽しさが見てくださった方に少しでも伝われば嬉しいのですが…
しばらくは仕事や勉強などで大人しくしている予定です。
お付き合い下さり、本当にありがとうございました!!m(_ _)m
2023/8/24
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