もう元には戻れない

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裏口に回ってみてドアノブを回してみれば開いたので、俺は暗い店内へと足を進めた。あちこち歩き回りフロントへ来たので地下へ降りあの男と会った部屋へ向かうがそこも薄暗く香龍の姿は無い。 どこか安堵してしまいゆっくり息を吐き、更に歩いて回るが人の気配は全くしない…更に階段を降りてあの思い扉を開ければやはりそこは目を逸らしたくなる光景が広がっているがそこにも香龍の姿は無い。 足早にそこから離れて夜まで時間を潰してまた戻れば店が開いていて、俺は中へ入りフロントの女性に住所を書いたメモを渡されそこへ向かう事となった。 黒龍館から離れた場所に行き、そこは客引きは居なくて店名は快楽殿という名前の店だった。自動ドアを開けると美人なバニーガールがフロントに居て、俺を見てフロントに置いてある電話でどこかへ電話をかけていた。 どうしたらいいか分からず待っていれば地下への階段から香龍が上がってきた。相変わらず胡散臭い雰囲気を漂わせている… 「おかえり。ほらおいでお仕事するんや」 「お、おう」 ついて行けば更衣室へ案内され、手渡されたのは逆バニーの服で俺は尻尾を見て絶句した。これは秘肛に差し込むタイプの尻尾で、俺はこんなの入れた事ないし無理だ…
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