寂しさのヒートアップ

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寂しさのヒートアップ

とにかく、慣れない土地と知らない人ばかりの 環境で私の寂しいって言う気持ちが エスカレートをしていった。 そんな寂しい気持ちを友人に相談したところ「マッチングアプリ」を紹介された。 どうも、マッチングアプリをすることで 彼氏が簡単に出来るなのだとか? とりあえず、私は何も疑いなく始めてみることにした。 ここからが、私の人生の絶望期という幕が開かれることも知らず。 マッチングアプリを始めて数日後、出会ったのが「まなと」と名乗る5つ年上の男性と 会うことになりました。 まなとは、手○祐○似の周りから見ても 王道のイケメンって言う感じの男性で ビッチ化した私は目がハート状態でした。 半年くらい、遊んだり食事はするものの いつもの男性達とは違って、まなとは 一切身体の関係を求めてこなかった。 そんな、まなとに私はどんどんと惹かれて しまい気づいたらセフレが居なくなっていた。 だかしかし! せっかちな私は、いつ告白されるの? 付き合うって、どんな感じだったけ? そんな事をモヤモヤと考えながら いつも通り、食事をした帰り道。 冷たい風がスーッと感じ、周りを見渡すと 恋人達で溢れていた。それも、そのはず! クリスマス前なのだから。 キラキラと光り輝くクリスマスツリーと 眩しいくらいに幸せそうな恋人達を 目の当たりにした私は 寂しい気持ちのゲージが再び動き出しそうに なった、、、 と、その瞬間、、、 大きな手で包み込むように 私の手を握ってくれた、まなと。 「急にどうしたの?」 「あのさ、、そろそろさ」 「うん?」 「俺と付き合ってほしいなー?」 嬉しさのあまり、私はまなとに抱きついて 2人は付き合うことになりました。
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