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ピピッピピッピピッピピッ♪♪♪♪♪
柊ユウ「ん?解析エラー?どういうことエアロ?」
エアロ「わかりかねます。一通りスキャンして調べましたが…惑星ソラリスのどの年代の建物とも一致しませんでしたっ」
柊ユウ「どういうことよっ!!?それ?」
エアロ「断定的な可能性しか申し上げる事はできませんが…異なる惑星に存在する別次元の建物の中だと推察されます」
柊ユウ「なるほどね?」
柊ユウ「そうなると外に出てみるしかないわね?」そう言うとユウは入口と思われる場所に向かって進み始める。
ガチャガチャっ♪♪♪♪♪
柊ユウ「あれ?開かない?何でかしら?」
アンナ「きっと何処かに鍵の様な物があるのですよ」
柊ユウ「鍵?そうは言ってもこれドアの内側ですよ?ここがドアの外ならわかりますが…何故外側から鍵をかける必要があるんです?」
アンナ「私にもわかりませんわ‼」
アッシュ「きっと開けるために何か特殊な呪文とか合言葉があるんですよ」
柊ユウ「例えば?」
アッシュ「そうですね?例えば…開けゴマ…とか(苦笑)?」
柊ユウ「なわけないでしょ?」
柊ユウ「どーせ言うんだったらもっとマシな事言いなさいよ」
アッシュ「あっはは(苦笑)?ですよねぇ…?」
アンナ「このドアの文様何でしょうか?」そう言うとアンナはドアノブに手を触れる。
数秒後…ドアの外側からゴゴゴゴォ…という音が響く
アンナ「何でしょうか?今の音?」
アッシュ「もしかして開いたんじゃないですか?」
柊ユウ「まっさかぁ…そんなことで開くわけないでしょ?」
ガチャっ♪♪♪
柊ユウ「開いた…?え‼っなんで?」
メルカド「いやっ知らねぇーよっ!!!?こっちが聞きてぇーよっ!!?」
アンナ「それにしてもここは何処なのでしょうか?」そう言って…アンナが見詰めた先にあった世界は何かの巨大生物の頭骨と何処までも赤く染った空と…人ではない未知の生物の死骸があちらこちらに鎮座するそんな世界だった。
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