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337・毒グモ軍団解散式
高校3年の3月、毒グモ団の皆んなも進路が決まった。
決まってないのは僕ただ1人……
僕は営業マンになりたかった。
タムロ君は自衛隊。
ボス君は大学進学。
逃亡者君は専門学校。
骨太君は工場勤務。
皆んな、それぞれの道を歩む事になった。
そこで僕達は毒グモ団解散式を行う事にした。
ボス君が全員の卒業証書を作ってくれた。
まず、国歌斉唱を全員で歌った。
ほとんど、誰も最後まで歌えていない……
最初の挨拶の言葉もボス君だ。
ボス君は皆んなに卒業証書を手渡した。
そして何故かタムロ君が自衛隊に行くって事で、断髪式が行われた。
T型カミソリで痛々しく坊主になった……。
そして、中学からの6年間を思い出しながら僕達は語りあった。
最初はふざけた解散式だったが、皆んな泣き崩れ最後は抱き締め合った。
皆んな、これから進む道は違うが、毒グモ軍団で培った行動力で新たな道を目指そうと誓いあった。
毒グモ軍団、高校編
おわり
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