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ドラマのような悲惨な話……
その後、骨太君が子供が産まれたと聞き、骨太君の住むアパートに祝いがてら、妻と一緒に遊びに行った。
すると、奥さんと骨太君の様子が変だった。
2人の間には、何故か見えない壁が有るようにみえた。
なんだか居心地が悪くなり、出産祝いだけをやって直ぐに帰った。
妻は言った。
「喧嘩したのかなぁ……」
僕は言った。
「なんだか、居心地は悪かったね。」
すると、1週間後、骨太君から電話があった。
「ひーちゃん、俺達、離婚した。」
「生まれた子供は???」
「アイツにやった。」
骨太君は何故か怒っている。
子供を奥さんにやった!
って、そんな事を言う奴じゃない。
話を聞いて唖然とした……
ドラマのような悲惨な話だったんだ。
「実はひーちゃん聞いてくれ!」
「う、うん。」
骨太君も工場勤務。
夜勤もあるのだ。
夜勤をしていて突然、お腹が痛くなり会社を早退したそうだ。
アパートに帰ったら部屋は真っ暗だったそうだ。
(ここからは僕の想像で書かせて貰います。)
「あれっ、もう寝てるのかな?」
骨太君は、産まれたての赤ちゃんと妻を起こさないように静かに部屋に入った。
「あれっ………
あっ……
ギャーーーーーーーーーーーッ!」
「す、す、す、すみません……」
何とベッドの中に妻と知らない男が、裸姿で絡み合っていたのだ。
男と妻は慌てたそうだ。
そりゃそうだ。
骨太君もまた、たまげたそうだ。
取り敢えず、男と妻に服を着させて、話を聞いたそうだ。
ヤバいよ。修羅場が待っている……
ちょっと、怖いので、また、明日……
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