フットを止めろ!

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銀行の前では物々しい雰囲気に包まれていた。 3人とフットが攻撃の隙を(うかが)っている。 ポーネは剣を振るう。 「喰らいなさい!エアーカ「駄目よ建物に危害を与えては!」 鎌鼬を出そうとしたポーネを琴奈んが注意する。 「周りを巻き込んじゃってるわね…」 「白兵戦で挑むしかないわ」 カマンと琴奈ん。 「甘いなミレーさんはもっと辛い戦争を体験してるんだアンタ達からは育ちの甘さしか感じないよ!」 フットが挑発する。 「何よフロマージュ王国は戦いの国よ!アンタこそ詐欺なんかに引っかかって甘いですって!?」 「挑発に乗るんじゃないわよポーネ!」 挑発に乗ってしまうポーネをカマンが怒鳴る。 「貴女達は下がってなさいここは私が出る!」 琴奈が前に出た。 「見かけによらず勇敢だねえ俺に敵うとおもってるのかい?」 「私はミール様から厳しい特訓を叩き込まれたのよ!包丁乱舞!!」 フットと琴奈んの位置が入れ替わる。 「そ、そんな…」バタリ、琴奈んが地に崩れた。 「フット…強敵だわ…」 「何言ってるの?相手は情けない日本人よ!私達でかかれば勝てるわ!」 「日本人の悪口は言っちゃいけないと思いますわカマン姉様…」 狼狽えるポーカマ。 「どいてくれ、俺だって女と争いたくはない!」フットはイライラしながら言った。 「行くわよポーネ!」 「はい、カマン姉様!」 ポーカマは全力でフットに挑んだ。 ドサリッ! ポーカマも命が吸い取られるかの如く地に崩れる。 「全く銀行が大きく見えるぜ…」 フットは中に入る。
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