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「アンタ達気に入らないのよ」
とあるメイド達がシュカシュカ達に絡んできた。
「シュカシュカ達は貴女達に何もしてないですよぅ?何が気に入らないんですか?」
シュカシュカは言い返した。
「その間延びした口調だよ!そしてそしてボロ雑巾と仲良くしてるところだよ」
「間延びした口調は生まれつきですぅそしてそして誰と仲良くしてもそれは自由じゃありませんかぁ」
ノーナは横でブルブル震えている。
シュカシュカは怖くないですよおと囁きノーナの背を撫でている。
なおシエリとサリーナはいない。
シュカシュカ達は呼び出されたのだ。
「このおシメてやるメイドパンチ!」
メイドからパンチが繰り出される。
シュカシュカはすかさずロザリオを突き立てる。
「ぎゃあああぁ痛いーーー!!」
拳がロザリオの先端を突き立てられ涙を流して喘ぐ。
「このアマーー!!」
もう一人がホウキで襲いかかる。
「シュカシュカ頭突き!!」
シュカシュカは頭突きでメイドの鼻を折る。
二人が地面に尻ついていた際にシュカシュカは毒づく。
「おとなしい子をいじめるのがそんなに楽しいのかああん!?」
「ひいぃごめんなさいいいぃ!!」
メイド達はシュカシュカにビビり逃げ出した。
「ありがとうお姉ちゃん…」
「大した事ないですよぉ♪」
ノーナにシュカシュカはニコリと笑う。
(良かったもう少しで私がこいつらを殺すところだった…)
とノーナは思った。
人間と蟲族は分かり合えないと知るところだったから。
「シュカシュカお姉ちゃん、私もロザリオ欲しい」
「そうですねぇ、だったらこれあげますぅ」
シュカシュカはノーナに人形をあげた。
「お人形だうわーい!」
ノーナは喜んだ。
「チイチイママ、シュカシュカはお姉さん出来てるですかぁ?」
シュカシュカはどこかにいるはずのチイチイに聞いた。
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