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フットはサッカー仲間にスマホを見せようとするが…。
「あれ?無い、しまった家に忘れちゃった」
「やっぱりお前嘘なんじゃん」
慌てふためくジト目でライバルが言う。
「そもそもモテそうに見えないもんな」
「まだまだこれからだよフット君」
他の連中が煽りだす。
「さーてサッカーの練習するか♪」
「本当なんだってば!信じてくれよ!」
サッカーに取り掛かろうとする連中に対し必死に弁明しようとするフット。
「フットく〜ん!」
そんな時シエリがフットのスマホを持ってやって来た。
「シエリ!」
「フット君忘れ物!」
とシエリがフットにスマホを渡す。
「良かったお前は俺の救いの神だよ」
「ところでミレーて人がいっぱい返信してきたよ!」
ホッとするフットにシエリは付け足す。
「全くミレーちゃんは構ってちゃんだからな♪『すみません大丈夫ですサッカーの練習してました』と♪」
「とそれよりフット彼女見せてみろよ」
サッカー連中がフットを煽る。
「へへん、この子さ♪」
フットの見せた画面はブロンド髪に碧い瞳の白人の美少女が映っていた。
「すげー可愛い!!」「くっそ…」
興奮する者もいたり悔しがる者もいたりサッカー連中はそれぞれの反応を見せた。
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