シュカシュカを救え!

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チイフトsideーーー チイフトはモンスターからのホーリーネットを喰らい身動き出来なくされている。 そんな時墓が光りだした。 「な、なんやなんや!?」「なんだなんだ!?」 『おぉっ!!』 チイチイ達が驚きモンスター達が感嘆する。 するとどうした事か、半透明の霊体だったノーナはなんと少し成長した生身の体となった。 『復活だ……蟲女王様の復活だ…!』 蟲達は感極まり嬉し泣きをする。 「しかしどう言う事やねん?墓は消えてへんで!?」 チイチイが疑問を投げる。 「すみません、残念ながらシュカシュカ姉様は私の身代わりとなりこのような結果に終わりました」 ノーナは声を落とし答える。 「え…とするとあの墓はシュカシュカちゃんの墓…?」 呆気に取られたようなフットの問いかけにノーナはコクリと頷いた。 「なんやて!?シュカシュカはウチの大事な仲間や!!シュカシュカを返せ!!」 チイチイは激しい怒りを露わにする。 『何を言う、良いではないか蟲女王様が復活したのだから、シュカシュカとやらには悪いがこれは必要な犠牲「良いわけあるかーーーっ!!」 チイチイはホーリーネットをぶち破る。 『何!?強固なホーリーネットが!?』 モンスターは狼狽える。 「チイチイママ、落ち着いて…っ!!」 自身の身も危険に晒されそうになったフットはチイチイを声で止める。 しかしフットの虚しい訴えではチイチイは止まるはずが無かった。 「おどりゃあああぁ!!」 チイチイはノーナに飛びかかる。 しかしノーナは軽く避けて背から無数のハエを召喚した。 「行け、ベルゼブブ!!」 「な、なんやこれ!?」 目の前が見えなくなるほどのハエがチイチイの体中を覆う。 「落ち着いて聞いてください」 ノーナは落ち着いた声でチイチイを諭す。
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