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「おまけにミレーちゃんは少女兵らしいぜ!」
「少女兵!?すっげー!!「おい何を騒いでるんだ!」
生徒達が黄色い声をあげているところ男性の声が聞こえた。
「すみません秋兎監督!」
秋兎監督、鈴村秋兎、現在はサッカー部の監督をしていた。
「試合は間近なんだ、浮かれるんじゃない」
「「はーい…」」
秋兎の叱責に生徒達は生返事する。
しかしサッカーの練習試合でフットは大きな活躍を見せる。
「フットすげー…」
「いつもより元気だなどうしたんだフット?」
「彼女が出来たらしいですよ?」
「隅に置けないなアイツも…」
そしてサッカーの練習試合は終わる。
『親愛なるフット、寂しかったです。私は戦闘訓練をしていました』
そう先程も書いた通りミレーは15歳の少女兵だった。
アメリカ出身だが今はシリアに行っていて戦争する為に戦っている。
「ミレーさん貴女もお元気ですか?こちらはサッカーの練習試合をしてました。そちらもお変わりありませんかっと♪」
こうして遠くにいる彼女ミレーとチャットしあうのはフットにとって楽しみのひとつとなっていた。
「にっひっひ彼女自慢してアイツらも悔しがっていたなー♪」
フットは一人でにひひと笑っていた。
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