6「崖っぷちの姉弟!」

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6「崖っぷちの姉弟!」

今朝学校での出来事の不満を洗いざらい小百合にぶちまけた龍太!心底興奮して穏やかでない様子・・! 龍太「・・てな感じで、その後救急車は来るわ、他の先生にも叱られるし、おまけに警察まで来ちまってクラスのやつら誰も俺の事かばってくれなかったんだぜ!泣き出すやつまでいたし!こっちが泣きたいつうんだよ!まじ人間不信になるわ!<(`^´)>」 小百合「そりゃそんな状況で警察がくれば、誰だってびびるでしょう!」 小百合、苛立ちのまま、完全呆れ果ててしまって・・・! 小百合「それに、あんたが主犯で乗り気だったんなら、最終的に一番攻められて当然でしょうが!( ⊳Д⊲#)満タンのバケツの水を頭にぶち当てるなんて、下手したら先生が死んでたかもしれないのよ!ちょっとは悪気もないわけ!」 龍太「そりゃちっとはあったけど、まさかこんな大げさになるなんて思わなかったんだよ!美川に水がかかって下着とか透けて見えないかなってつい…さ!いつも薄着だからあいつ!へへ…まだおれガキなんだからやってみなきゃわかんねえ事だってあんだよ!しょうがねぇだろ!(#^ω^)」 小百合「気色悪い顔して笑ってんじゃないわよ!しょうがないで済むわけないでしょ!どんだけスケベなわけよ!鼻の穴大きくしてやらしい、あんたがやった事は豚にも劣る行為よ!( ⊳Д⊲#)そのせいでお母さんが親の責任を取らされてる訳なんだから!あんたなんかのために!」 龍太「けど、美川も軽い脳しんとうだったみてえで意識戻ったって病院で聞いたし、心配ねえって!それに今回の作戦は下着目的じゃなくてテストを中止にさせるのが本命だったんだからさ。美川、月曜の朝いつも漢字の書き取りテストとかすんだよ、俺がいつも赤点とる事知っててだぞ!調子こいててうざかったんだよ〜!」 N、ほんま悪事のかたまりだな〜!(-_-) 小百合「あほくさ!あんた何しに学校行ってるのよ!情けないにもほどがあるわ!結局何の努力もしないハイエナなのね、あんたって!化けの皮が腐っちゃうほど剥がれて笑えてくるわ!人に迷惑かけるなら一生死ぬまで警察のお世話になってなさいよ!( ⊳Д⊲#)」 龍太「だからおれは無実だって大丈夫だから、心配ねえってば!(#^ω^)」 龍太、ちょっとは、動揺しているのか、小百合の背中をポンとしようと・・! 小百合「別にあんたの心配なんてしてないわよ!近寄らないでよ、変態!めっちゃ手、汗ばんでんじゃない!また、やましい事でも考えてんでしよ!家に入ったらあんたとは一切他人だから話しかけんじゃないわよ!( ⊳Д⊲#)」 龍太「そ、そうじゃなくって腹が急に痛くなって…も…れそう…!(TдT)」 小百合「ふん、なんなの!いきなり同情ムードなんか持ってきて、似合わないからやめたら?そんな下ネタで女の子はおとせないわよ!どうせ拾い食いでもしたんでしょ!反省もしないでくずな事ばっかしてるから、天罰よ!」 龍太「うるせえよ、そんなんじゃねえって言ってるだろ!ヽ(`Д´)ノまじ痛えんだよ!今日はあれから授業になんなくて昼からなんも食ってねえし、たぶんさっき寺で地蔵のとこで飲んだ水が原因かも…!のどかわいてうっかり飲んじまったんだ!(ToT)/~~~」 小百合、もう完全、軽蔑の視線のまま・・! 小百合「バカってほんとに後先考えずに行動するのね!自慢げに威張ってんじゃないわよ、自業自得のくせして!トイレしたくたって結局あんたのせいでいまだに家に入れないんじゃないの!あたしだって我慢してんのよ!さっきから!( ⊳Д⊲#)」 N、そうなのか!?Σ(゚Д゚) 龍太「姉ちゃんまだ余裕そうだから、近くのスーパー走ってしてこいよ!ヽ(`Д´)ノ俺はもうゴミバケツの中にでもするからさ!そこにいるとやりにくいんだよ!」 小百合「嫌よ、疲れてんのにめんどくさい!なに元凶のあんたが調子こいてるのよ!自分の事ばっか考えてんじゃないわよ!( ⊳Д⊲#)」 龍太「そんなこと言ってらんないんだよ!今は、まじでちびりそうだし!Σ(☆Д☆)」 小百合「てか、トイレの小窓って風通しにいつも開けてるけどあんたなんとかして入れないの!あんたクラスで一番ちびだっていってたし出来るでしょ!そこのゴミバケツ使って窓まで飛びなさいよ!」 N、無茶ゆうな〜!\(◎o◎)/! 小百合はそういってすぐに側にあったゴミバケツをトイレの小窓の真下に引きずって持ってきた。 龍太「無理だって、窓が小さ過ぎるし、今動いたらほんとに漏れそうだし!下痢かも!」 小百合「汚ったない!いいからやんなさいよ!( ⊳Д⊲#)入ったらすぐトイレなんだし!ああでも、あたしが先にしてからね!あんたの後だとにおいそうだから!まずは玄関に走って、鍵開けなさいよ!」 N、無茶苦茶いって完全、女王様気分だなこりゃ!((+_+)) 龍太「無理に決まってんだろ〜!おりゃあああ〜〜〜!\(# ◎Д◎)/!」 それでも何だかんだと小百合に脅かされながらもゴミバケツにとび乗り背負っていたランドセルと手持ちの少年誌を小窓から中に放り入れると覚悟を決めたように掛け声でジャンプし小窓にしがみつき必死に中に入ろうと両手に力を入れた。が、途中でやはり身体がつかえ動けなくなる! そんな龍太に追い打ちをかけて下からお尻をカバンでバンバン叩くように小百合がせめる! 小百合「ちょっといつまでそうしてんのよ!さっさとしてよね!あたしだってもう限界なんだから!( ⊳Д⊲#)」 動けない状態で両足を激しくあがいてばたつかせる龍太 小百合「とにもう・・・!カエルみたいなでかいお尻してみっともない!( ⊳Д⊲#)」 龍太「ち…、ちょっとタンマ!めっちゃ拷問だし!いてぇ!マジ、やめろって!たたくと漏れる〜~!\(☆Д☆)/!」 龍太、瞬間ギュルルル〜〜〜!とそして小百合も力がぬけたように・・・! 小百合がそわそわとふいに蹴飛ばしたゴミバケツの横から何頑張ってるにゃあ~?っとすずしい顔を覗かせているクロ猫がいた! 小百合「もう、ほんとに、いやぁぁぁ~~~!( ノД`)シクシク…」 も、悔しそうに、そのままその場に座り込んでしまった。 N、ありゃりゃぁ~~~!姉弟そろって・・!?( 一一) 57bbe0e7-95aa-4914-81c0-e4b1b1bedb21
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