3.冬季遊撃レンジャー
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ほんの少し。心が沈んでいることに寿々花は気がついてしまう。 彼が優秀すぎる幹部だったこともある。とんでもなく近寄りがたい上官ということになる。でも、そうじゃない。寿々花ががっかりしているのは、彼の顔が怖かったことだ。 自衛官は職務中は微笑まない。そうわかっていても。
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