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あっという間に何匹もの悪魔を倒した僕。
僕ってこんなに強かったんだ、と思っていると、腕に何かが当たったような感覚を覚えた。
腕の方に視線を向けると、そこには一本の矢が刺さっていた。
敵の陣地の方を見ると、砦がある。おそらく、あそこから放たれたのだろう。
「大丈夫?」
「勇気」君が、心配そうな顔して聞いてきたので、僕は「大丈夫だよ。全然痛くないし」と返した。
普通、矢が刺さると、激痛を覚えるはずなのだが、今言った通り、全然痛くなかった。
「気を取り直して、行くぞ!」
僕は「勇気」君にそう言うと、敵に向かって行った。
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