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第11話 取り返しのつかないこと
望美さんにキスをされて言葉が出てこなくなってしまった。しかもディープキス。望美さんの舌が俺の口の中を巡る。
「えへ、キスしちゃった♡」
「、、、」
「颯太、大丈夫?まだいける?」
まだいけるとはなんだ?これ以上なにをするんだ?
「まだいけるってどういうことですか?」
「それはもうわかってるでしょ?今の続きだよ。」
「それってもしかして、、、」
そんなこと言っているうちに望美さんは俺のズボンを一気に脱がせて、俺のアソコを撫でるように触ってくる。
「私ね、初めてだからさ。リードしてほしいなー?」
「は、初めて?」
意外だ。望美さんは初めてなのか?処女ってことなのか?今まで付き合ってきた男どもはなにをしていたのだ。こんなに綺麗で可愛い彼女がいたとしたら、居ても立ってもいられない気がするのだが。
「望美さんが初め、て、ですか。」
「そう。まだ緊張してるけど、颯太になら任せられるから。お願い。私の処女貰って?」
上目遣いで俺をみてくる望美さんはあまりにも綺麗で可愛い。
「わかったので、一旦落ち着きましょう。」
こういえば、少しは落ち着くだろうと思った俺がバカだった。望美さんはいきなり服を脱ぎ始め、下着一枚になった。その姿はあまりにも無惨なものだった。そして、俺を押し倒し言い寄ってくる。
「こんな体だからさ、、、こんな傷だらけの体だから、、、誰も私を受け入れてくれない。それでも颯太なら大丈夫だと思った。颯太も他の男みたいに私を見捨てるの?咲希はよくって、私はダメ?ダメじゃないなら、私を抱いて?」
涙ながらに訴えてくる望美さんをみて、なんともいえない感情が湧き出てくる。この傷だらけの体から伝わってくる、過去の苦しみや痛み。見ているこちら側までもが痛々しくて可哀想に思えてくる。そして俺はこの体を見て決意する。
「今の僕は過去に望美さんがどんな目にあったのかなんてわかりません。知りたくもありません。ただ、今、望美さんが負っている心のキズを俺が癒せるのなら、今すぐにでも望美さんとヤります。というか、ヤらしてください。その誰かに負わされた傷とその傷のせいで今までに負わされた心のキズを忘れてしまうくらいにして見せます。俺も頑張りますから。」
俺は望美さんの置かれてきた境遇なんてものは分からない。だけど、僕を信じて自分の姿を曝け出してくれたのにそれを押し返すなんてことは、俺にはできない。
だから、望美さんの体に多分誰かにつけられたのであろう傷を、そしてその傷で負った心のキズを少しでも癒してあげたいと思った。
「ありがとう、颯太。私嬉しい。私を抱いて?心のキズを癒して?」
「わかりました。俺、頑張ります。」
俺は望美さんを押し倒して、キスをする。さっきよりも甘くて深いキスを。そして俺は望美さんの背中に手を伸ばし、ブラジャーのホックを外す。顕になった胸にも傷があった。痛々し傷だ。
こんなことをしたやつはどこのどいつだ、と怒りが沸々と湧き出る。あまりにも可哀想だ。もっと楽しめた人生だっただろうに。この傷のせいでどれだけの幸せが逃げただろう。そんなことを考えていたら、俺の手は止まっていた。
「颯太、やっぱり嫌になった?嫌ならやめていいんだよ?」
「いや、そんなんじゃなくて。こんな傷をつけた奴にとてつもない怒りが湧き出てきて。望美さんみたいな綺麗な人は、もっともっと人生楽しめたかもしれない。俺なんかよりも人生楽しまなきゃいけなかったはずです。神様だってそうなるように産んでくれたはずなのに。この傷をつけた奴はなにも考えてなどいなかったのだろうなと思うと、もう。。。」
なんだかあまりにも感情的になってしまった。
「ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。私ね、今は颯太と一緒にシたいの。初めてだから少し私怖いの。でもね、颯太なら優しくしてくれるでしょ?だからさ、今颯太が私のために怒ってるくれてるけど、そんな感情は一旦は忘れよう?私と一緒に今を楽しも?」
慰めなければいけない立場で、俺が慰められてしまった。
「そうですね。望美さんを慰めてあげなきゃ。」
「そう私を慰めて、心の中を颯太で埋め尽くして♡」
俺はもう一度、望美さんとキスをする。今度は確かめ合うように。お互いがここにいるのを確かめ合うように。長く、深く、そして甘く。望美さんはもう限界だった。
「颯太。もう私限界♡」
俺は傷を舐めながら、胸を伝い、そしてお腹を。最後に、もう限界を超えてびちょびちょになったいやらしい望美さんのアソコを舐める。
「あっん♡あぁー、ウッン。ダメェ〜、気持ち良すぎて、もう、あっ♡」
望美さんの喘ぎ声はなんとも美しい声。
だいぶ準備ができたので、今度は指を中に入れて刺激する。
「あっ、颯太。そこは、ダッ、メ、だからぁ〜。あー、もう。イっちゃう!あっ、ダメダメ。イっちゃう。あー。イクイクイクイク!!!」
そうして望美さんは大きな潮を吹き上げる。咲希でもこれほど大きく吹かなかった。望美さんはもうこれ以上ないくらいにとろけた顔をしている。
「やっぱり、望美はエッロいね。」
俺はそう耳元で呟き、もう一度、望美さんの中に指を入れて動かす。
すると、望美さんは腰を反らせて、股を上げる。俺はさっきよりももっと激しく指を動かす。
「イヤー、ダメ。激し、過ぎ。んぁ〜!気持ちいい、あっ、ダメ、また、イっちゃう!」
もうそう言っている頃には絶頂に達して腰をビクビクさせている。ラストスパートを掛けるように激しく刺激し、また潮を吹かせる。
2回も潮を吹き、絶頂に達した望美さんは疲れ切っているようにも見える。しかしここからが本番。俺は望美さんに問いかける。
「望美、まだいける?」
「あっ、まだまだ、いけ、る、よ。」
呼吸は少し荒くなっていた。しかし、こんな姿を見るとSの血が騒ぐ。
「望美、まだ余裕そうだね。もっと激しくいこうか。」
俺は望美さんに体を近づけて、服を全身脱ぐ。そして、大洪水状態の望美さんの中に俺のを入れる。
「あ〜〜、これが、颯太の♡大っきくて奥まで♡」
俺はキツキツに締め付けられた棒を勢い強く抜き差しする。
「んぁ、あっ、そ、んなに、激しく動いたら♡」
俺は腰を激しく振り続ける。
そして俺は中出ししてしまった。勢いで俺も気持ちよくなってしまった。俺は謝る。
「すいません、気持ちよくなって中に出しちゃいました。取り返しのつかないことを。」
自分でも反省している。しかし望美さんは、
「あーあ、颯太のせーしがお姉ちゃんの中にいっぱいだぁ♡もう赤ちゃん作りたかったのかな?そうならそうと言ってくれればいいのにさぁ〜♡」
とおかしくなってしまっている。
「本当にごめんなさい!」
「大丈夫だよ、そんなに謝んなくても。今日は安全日だからね。にしても、颯太が私をめちゃくちゃにしちゃってさー。私気持ち良すぎて、消えちゃうんじゃないかと思ったよ。うふふ、でも私最高。好きな人にこんなに愛してもらっちゃった!」
「最高なら、よかったです。」
「あーっ、せっかく私のこと『望美』って読んでくれたんだからさー。もう!」
「はいはい、ごめんね、望美。」
「えへへ、私ね、颯太のこと好き!だからさ、彼氏になってなんて言わない。颯太の彼女は咲希でいい。でも私のことも愛して?セフレでもいいからさ。私を欲して?」
あんなにどエロい姿を見せられて、こんなこと言われたら、愛せずにはいられない。
「大丈夫、俺は望美のこと見捨てたりなんかしないよ。いつまでも愛してあげるからね。」
「ホントに?嬉しい!これでもう私たちはただの姉弟の関係じゃなくなったね。颯太の姉であり、セフレ。私、颯太に必要とされてるなんて考えるとおかしくなっちゃいそう!」
こんな可愛い姿を見てる、俺がおかしくなりそうだ。そうして、二人でソファーに座っていると。
「あのさー、颯太?もう一つお願いがあるんだけど、、、」
「なに?どうしたの?」
「あの、、、もう一回、、、シませんか?」
そう尋ねてきたので俺はOKをして、もう一度望美を襲った。
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