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車を運転し、町中を抜け、山道を走る。
彼女が言ってたキャンプ場に着いた。ここまでだいたい三十分。彼女の言った通りだ。
キャンプ場にはデカい川が流れてる。
「思ったより人多いな」
両岸にはテントがたくさんあって、レジャーシートも結構敷かれてる。
天気予報で変なこと言ってたわりには天気いいから、みんな来てるんだろーな。
「あそこ、空いてるよ!」
彼女が指を差した。その先には中州がある。
広々とした中州だ。
見晴らし良さげだし、キャンプを楽しむにはうってつけの場所だろう。
「よし! 行こう!」
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