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「うわぁ!ここはどこだ?」
気付いたら知らない場所にいた。
手にはチラシとスマホ。
状況がさっぱり飲み込めない。
俺は誰なのか、ここはどこなのか。
ピンポーン。
部屋のチャイムが鳴った。
誰だろう?
知り合いだろうか。
ピンポーン。
また、チャイムが鳴る。
折角の来客を待たせるのも悪い気がする。
恐る恐る玄関の扉を開けると、白衣姿の男性が小さな袋を持って立っていた。
「お待たせしました。ご注文の品になります」
俺が受け取ると男性は、会計を失礼します、言いながら機器を操作し始める。
よく分からないが俺が注文したものらしい。
ベッド脇にあった財布からクレジットカードを取り出し会計を済ませた。
男性が帰り、袋を開けて中身を確認してみ
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