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正露丸臭い学生服
中学校2年の時、何故か私は正露丸を3錠か4錠学生服の右か左に入れて技術の授業を受けていたとき山下が福原もたれかかっても良いか?と2回位言ったので、ええよ。と山口弁で返した。山下は私の背中にもたれ掛かった時、臭いと言った。何の臭いだろうと言って私にいやな顔をした。私は下痢止めで正露丸を学生服に忍ばせたなんて恥ずかしくていえなかったから山下君もう辞めて、もう辞めて。といい嫌がった。其れと白石哲也君に技術の亀井教頭先生がよく似ていたので、てっちゃん先生、てっちゃん先生と親しげに私たちは呼んだ。そのてっちゃん先生こと亀井先生が三谷小学校の校長先生にあるという事で、次は理科の山野井先生が技術を受け持った。この山野井先生の蛙の卵の話し方が山口弁でおかしいのだ。ばあさあが雌の蛙が出した卵にオスがよらんようにして、蹴散らかしたので蛙の卵はふ化せんかった。其れは雄蛙が精子をかけるのを邪魔したからじゃ。といったのでまるで怪物という小説の湊そっくりな話だなと思い私自身が湊と重なる部分があったのでちょっと気持ちが悪い話だった。と今振り返ります。
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