犬より猫が好きな理由

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 私はついに乳頭だけで達し、油断していた陰核を擦られまた達し、処女ビッチではないと主張する根拠が揺らいできた。あ、もう処女じゃないんだった。  ネロの求愛から逃れられるはずが無かった、ぐちゃぐちゃに喘がされて、自分の体なのに何も抗える所がない。  もう、この体は間違いなくネロのものにつくりかえられてしまったようだ。  くたくたな私の耳を舐めながら、ネロが悪い声で囁く。 「猫のペニス って、根本にトゲがあってね」 「はぁ……はぁ、うん、なに?」  何回も絶頂して、快感を発散してるはずなのに胎内に熱が溜まるようで苦しい。 「ねえ、これ、ご主人のナカに全部入れてもいい?」  ――欲しい。もっと奥に刺激が欲しい。  理性は壊れてしまった。 「奥まで、きてもいい……全部……ネロの……」  どうにでも好きなようにして欲しい。 「痛いかもよ?」  どうしようもなく淫らな事を口走ってるのはわかっている。でも、もう我慢が出来ない。 「痛くてもいい……」  ポロポロと涙がこぼれる。 「ネロが欲しいの……」  溶けて一つになるくらい。    ネロは、そこで今日一番の悪い笑みを浮かべた。 「いや、何言ってんの、俺は最初からずっとご主人のものだし。あー、そうだよね、ごめんごめん、ネロのネロ様が欲しいんだよねー、よしよし」  頭を撫でられながら、ネロの侵攻が再開する。 「うそ……」  内臓をこじ開けるような動きに身を凍らせる。  痛くてもいいなんて言うんじゃなかった。  うそ、まだ奥があったの? 「やっ……」  まだ来る。  まだ? 「行き止まり! もう無理! 行き止まりだから!」  それでも奥を開かれて、ズンとありえない所を突かれる。 「きゃぁああああっ!」  内臓をえぐられた衝撃で悲鳴をあげる。 「深い! 深いから! 死んじゃう! 死んじゃう!」 「大袈裟だなー」 「……根元まではいった?」  泣きながら振り返る。 「入ったよ、みる?」  繋がったまま、くるりと体を回転させられて向かい合う。  体を起こし所謂、対面座位で涙をザリザリと涙を舐めとられる。 「気持ちいいねー。こんな顔して鳴いてたの? ほら触ってみて。ズッポリだねー」  手を引かれ結合部分を触らされる。  根元はかなり太い。信じられないくらい引き延ばされた膣口に入り込んだブツの向こうでフワフワ睾丸が私の体液で濡れている。
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