前書き

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前書き

 この作品は、私のカウンセリングが発展途上の時に書いたものです。  終盤で凪が加害者に向かって「それは私の決めることです」と切り返しますが、非常に危険な場合があるので、真似なさらないでください。  ストーリー中でもわかるように加害者が逆上して殴りかかってきます。  「自分の決めること」「相手の決めること」に境界線を引くのは、カウンセリングの基礎です。被害者にはそう考える自由と権利があります。  しかし加害者に境界線はないのです。被害者が自分の境界線を押し付けるのは危険です。  この点は私の実力が至らなかったところです。被害者の皆様方が、御身の安全を確保できますように。
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