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「雅美大丈夫?」
「はい。」
「雅美しよ。」
結人が雅美の腰を引き寄せる。
「ま。。まって。。あのお風呂出てからが良いです。」
雅美の顔が赤く染まる。
「じゃあ一緒に入ろう。」
「あ。。あの。メイク落とさないといけないから僕先に行ってきていいですか?」
いつもなら小さく頷いて一緒に、はいってくれるのに。
結人は少しむくれたような顔をする。
「15分後にその。入ってきて大丈夫です。」
「分かったじゃあそれまで待ってるね、お風呂は個人露天風呂になってるんだ。」
雅美はそそくさと鞄からタオルやらメイク道具等の入ったポーチを手にする。
「こっちだよ。」
結人が促す。
「広くて景色が綺麗なんだ。後で一緒に浸かろうね。」
結人は少し名残惜しそうに離れた。
雅美は脱衣所で浴衣を脱ぐと丁寧に折りたたんだ。
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