結人と雅美くん

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「まだだよ。雅美。今日は雅美の腰が立たなくなるくらいするんだから。」 結人は腰を打ち付けながら萎えてしまったモノに刺激を加える。 雅美のモノはすぐに反応して、快楽を求めようと結人の指に無意識に媚びる。 「あぅ。。ぁぁ。くりはらぁ。くり。。」 「いっぱいイッテ雅美」 雅美はブンブンと首を横に振る。 自分だけ先にイカされて雅美は恥ずかしさと、快楽とがせめぎ合う中で悶える。 そんな姿がまた愛おしいのだ。 「雅美、俺を逝かせて。」 耳元で囁くと雅美の中がキュッと締まった。 結人はそのまま腰の動きを早める。 「あつぅ。。はぅ。。あぁん。。」 「いいよ雅美凄く気持ちいいよ。」 「くりはらぁ。。うぅ。ん。。」 「雅美の中出すよ。」 雅美はコクコクと頷いた。 そして雅美を逝かせるため、下半身への愛撫を高める。 「あぁぁぁ。やぁーーいっちゃぅ。。」 雅美が限界を告げる。 「ん。。いく。」 結人は雅美の奥深くに精を放った。 雅美もまた結人の指を濡らしていた。 結人は雅美を抱っこするように座って、呼吸を整える。 「雅美可愛い」 結人がそう言うと雅美は恥ずかしそうに俯く。 「栗原のほうが綺麗で素敵です。」 「じゃあお似合いのカップルってことだね。」 ふふっと結人はご機嫌だ。 雅美の身体をぐいっと起こして軽くシャワーで流してあげる。 「雅美先に湯船につかってて。俺も身体洗ったらすぐに行くね。」 格子戸を開くと外が見渡せる。 さほど大きくはないが夜風があたる露天風呂、雅美はその一角に身体を沈めた。 程よく温かいお湯は疲れを洗い流してくれる。雅美はよほど疲れていたのか、ウトウトとしてしまっていた。 「雅美。雅美」 すぐ近くで声がしてハッと目を覚ますと、結人が隣で雅美の肩を抱いていた。 「お風呂で居眠り危ないよ。」 「あっ。ごめんなさい。」 「よほど疲れてるんだね。無理させちゃった?」 「いえ。大丈夫です。」 頭を結人の肩に預けて雅美は瞳を閉じる。 「栗原の周りには綺麗な人がたくさんいるんですね。」 「うーんどうだろ。それほどでもないんじゃない?俺には雅美が一番綺麗に見えるけど。」 「冗談を」 「冗談じゃないんだけど。雅美が気づいてないだけ、雅美は魅力的だよ。凄くね。」 雅美を膝の上に座らせて胸元で結人は手を組んだ。 「夜風が気持ちいいね。月も綺麗に見える」 「本当ですね。」 「俺が太陽だったら雅美は月かな。あっでもそれだと交互にしか出てこれないからだめか。やっぱり人間で良かったなー。雅美大好きだよ。」 甘い声が耳元を掠めてなんだかくすぐったい。 二人は暫くとりとめのない話をして露天風呂を満喫した。 「そろそろ出ようか。雅美が眠くなっちゃう前にもう1度抱きたい。」 結人のモノがお尻にさっきから当たっているのを雅美は感じていた。 「ねっ。しよう。雅美。」 結人のお誘いを雅美は断れない。 コクンっと頷く。 結人はそのまま、雅美を抱き上げて、いわゆるお姫様抱っこをして脱衣所へ連れ帰る。
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