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2人分の精液でお互いぐっちょりと濡れていた。
荒い呼吸を沈めるよう結人は雅美の背を優しく撫でる。
「雅美大丈夫?」
「なんとか。。生きてます」
「落ち着いたら身体流そう。」
暫く二人は抱きしめあっていた。
「重くないですか?」
雅美の敷布団状態に結人はなっている。
「ちっとも。。鍛えてるからね。お姫様をしっかり守らないといけないからね。卒業して3センチ伸びたんだ。もうじき雅美抜いちゃうかもね。」
自信満々に結人はいう。
165センチと167センチ結人が雅美を追い越すことはそう先ではないのかもしれない。
「僕も頑張らなくちゃ。」
雅美は呟く。
「何を頑張るの?」
「自分磨き」
「えーこれ以上頑張らなくていいよ。敵が増えて困る。雅美は自覚がないぶんたちが悪いんだから。」
結人は困ったように苦笑する。
雅美が好きだ。
結人は思うこの綺麗で可愛い恋人がずっと自分を想ってくれるようにと。
雅美もまた同じように結人がずっと側にいてくれますようにと。
暑い京都の初夏二人は夢見心地のまま瞳を閉じた。
身体を流すどころかしっかりたんまりお互いを感じあった二人は、押し寄せる睡魔に負け夜が明ける前まで眠りに落ちていた。
結人腕の中にはしっかりと抱きしめられた雅美がいた。
願わくばこの幸せがずっと続きますように。
Fin
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