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いっこうに起きる気配がない結人と時計を見比べて、6時15分を回ろうとしているのに雅美は結人を起こしにかかる。
「栗原。そろそろ起きないと遅刻しますよ。」
ゆさゆさと揺さぶっていると、ぐいっと雅美のほうがベッドに引き込まれてしまう。
体は小さいが結人の力は強いのだ。
「栗原。」
そのまま体の上に乗られて雅美は慌てふためく。
そして朝から激しいキスを受けて雅美の瞳がトロンとしてくる。
「可愛い。」
ズボンの上から下半身を触られ雅美の体から力が抜けていく。
それでも理性でその快楽を押し殺そうとしている。そんな姿がまた結人を刺激するのだ。
「ち。こく。。するから駄目です」
息が少し荒くなっている。
「じゃあ早く逝かせてあげないとね。手と口どっちがいい?」
どこまでも意地悪である。
すなわち雅美が逝くまで離す気はないのである。
もじもじしている雅美が言えないでいると、下着ごとズボンを脱がして逃げをうつ雅美をガッチリと抑え込んでしまっている。
「ねぇ雅美。雅美のいくとこ見せて」
そう言うと結人は雅美の下半身を口に含んだ。
「ヤッツ。。栗原。。。ダメダメ。ちこ。。く。。」
(まだそんなこと。。気にする余裕あるんだ)
気に入らないというかのように加えたまま喋ると歯が少しあたって雅美の口から悲鳴に似た声色が届く。
「あぅ。。イッツ。。」
舐めて濡らして雅美を快楽へと追い込んでいく。
自分だけを見て感じて欲しい。
「雅美好きだよ」
そう言うと愛撫の手を激しくする。
雅美の頭は結人からもたらされる快楽しか考えられなくなり、甘い吐息が口から溢れる。
「栗原。。あぅ。。。。あっ。イヤ。イクっ。。イッチャウ」
そう言うと雅美の体がビクッと震え結人の口腔内に愛液が飛び散った。
それを残さず飲み干すと、結人は満足そうに雅美のモノから口を離した。
「ご馳走様」
クスッと意地悪そうな顔をしてそれから今にも泣き出してしまいそうな雅美がまた可愛くてギュッと抱きしめて唇にチュっとした。
「雅美可愛い好きだよ、ごめんねでも雅美が可愛いからいけないんだよ」
そう言いながらもどこか結人は嬉しそうだ。
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