彼は破廉恥な秘書①

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彼は破廉恥な秘書①

fe4458b5-099f-424d-99eb-4bebe0c4cfe5 俺の会社の社長秘書はエロい。 かっちりスーツを着た男だし、とくに顔が端正なわけでも、色気むんむんなナイスバディなわけでなし、社長の引き立て役に徹して、控えめで存在感がうすいし。 が、指先まで神経がいき届いているような丁寧な所作や、すこし影がある、表情の機微、しおらい言動やふるまいに、儚げな雰囲気が「鞭打ちてええええ!」と歪んだ人の劣情を掻きたててやまないような。 なんて、よこしまなを目で秘書を見ているのは俺だけではない。 今日も今日とて「社長、また秘書さんの腰に手を回していたよ!」「いちいち、顔を寄せて話すの、なんかイヤラシイよね!」と女性社員たちが、ひそひそきゃっきゃしている。 そこはかとなく色っぽい秘書と、五十代にして独身、若若しく元気溌剌な社長。 ふだん彼らの距離が近いのと、もともとスキンシップをしたがる社長が、セクハラレベルに秘書を触りまくっていることで、デキているとの噂が絶えないのだ。 まあ、噂をする多くの人は、仕事の息抜きに、ネタ的に話してタノシンデいるのだろうが、俺は仕事真最中でも、とことん官能の世界に浸る、社長×秘書推しの過激派。 そこかしこから耳にはいる二人の話を元に生生しい十八禁の妄想全開。 さて今日、提供されるゴチソウの材料は・・・。 「まあた、社長、カラオケルームいったの? ○ャイアン並に音痴なのに、暇さえあれば、ううん、暇がなくても、カラオケするんだから。 毎度毎度、つきあわされて、長い時間、拘束される秘書さんも、カワイそうよね」 この会社には「みんながいつでも仕事のストレス発散をできるように!」との名目で、社長の趣味であり、公私混同なカラオケルームが設置されている。 で、さっき話していたように、たびたび「社長、このあとは・・・!」と困り顔の秘書を引っぱっていって。 二人きりで密室にこもる。 重要だからもう一回云う。 「二人きり」で「密室」にこもる・・。 社長がカラオケルームにいくときは、秘書が配慮をして、ほかの部屋に人をいれないので、これは、もう、やらないわけないだろう! 室内には曲が流れているも、社長の○ャイアン級のリサイタルは聞こえてこない。 テーブルには秘書がうつ伏せに倒れて、剥きだしの白い尻を突きだして。 いつも、おろしたてのようなスーツを乱し、股と太ももからひっきりなしに滴を垂らし、艶やかな白い尻に赤黒い男根を咥えこみ、鼻にかかった鳴き声をあげ、腰をびくんびくん。 その華奢な腰をつかみ、水音をたてて揺さぶりハッスルしつつ、高笑いするのは、もちろん社長。 「ははは!どうだい!このごろ腹筋と太もも強化しているんだ! 俺の鍛えぬかれたチンコで、股が裂けそうに、奥まで強く強く連打されるのがスキなおまえのためにな! どうかな!お気に召してくれたかな!? 『うまいうまい』と云っているように食いつきはよいようだが!?」 「はあん!ああ、あん、あん、ああん!だめ、で、す、あう!ひゃあん!んあ、あ、社、長お・・・!も、だめえ・・・!や、やあ、やあん、しゃちょ・・・!」 「なにが、ダメなのだい!とめどなく股を濡らして、物欲しげに腰をふっているではないか! ああ!ほんと、おまえとエッチをするためにも筋肉強化のしがいがあるよ! こんなに俺の鍛えぬかれたチンコに、夢中にしゃぶりついて、中から濡れているようじゃないか! いいよ!いいよ!エッチをするのは心身の健康を保つのに有効らしいからな! おまえの貧血も、俺の鍛えぬかれた体とチンコで抱きまくって、治してやろう!」 「しゃ、ふあ、あん、あん、あん!ああう、しゃちょ・・・!スケ、ジュール、あん、あ、があ!あふう!やああ、ああう、あん、はあん!しゃ、社、長、しゃちょお!だめ、ですう、うは、ら、めえ、くあああん!」 むらむらして勃起したら、ところかまわず抱こうとする万年発情社長を、秘書の役目として受けいれながらも、スケジュールを気にして止めようとしつつ、筋肉馬鹿ナルシストであり絶倫の男根を「もっと」と欲しがりそうになりつつ、「しゃちょ」「しゃちょ」と舌足らずに連呼しつつ、だめだめあんあんと葛藤して、メスイキしまくる・・・。 「いい・・・!」と涎が滴るのを手でぬぐったところ、さらに妄想を彩る材料が。 「さっき、社長と秘書さんが慌てて走っていったけど・・・」 「ああ、重要な接待があるのに、社長がまた変なことに気をとられて、遅れそうになっているのよ。 先方は、専務と会長が待ちかまえているっていうのにね。 秘書さんも幼児を子守しているようなもので、手に負えないんでしょうね」 まさにカラオケルームで絶倫の脳筋助平社長が時を忘れて、エッチで美味な体の秘書を貪り食ったかのような状況の流れ。 これまた専務と会長の響きが、今の俺には卑わいに聞こえるし「二人も!?」と鼻血を噴きそうにすっかり妄想爆走モードに。 経営者として優秀ながら、子供のように注意散漫、好奇心旺盛で、予定がつまっていても、寄り道しがちな社長のことだ。 接待の会場に行く途中もぬけだして、秘書一人を先に行かせたり・・・。
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