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主な登場人物:Episode2
【私】
「とある騎士」の記憶を辿る物語進行役の「語り」
前世での登場:主人公「伝説の騎士:青き血が流れるコマンドール」
セルジオ・ド・エステールの転生者
【彼女】
「語りの私」を浄化する「私」の道しるべ
前世での登場:主人公セルジオの想い人「光と炎の魔導士オーロラ」
オーロラ・ラドフォール・ド・シュタインの転生者
【彼女の知人:桐谷沙夜】
前世の記憶を掘り起こし前世の浄化をする「霊視コンサルタント」
前世での登場:初代セルジオの時代、王家直属「大地の魔導士マグノリア」の転生者
【セルジオ・ド・エステール】
主人公の伝説の騎士(♀)
シュタイン王国エステール伯爵家の第二子。
エステール伯爵家セルジオ騎士団次期団長。
シュタイン王国に伝わる伝説の騎士「青き血が流れるコマンドール」の再来と言われている。★叔父と同姓同名です。(第24話から叔父が登場します)
「セルジオ」の名前を初代より承継しています。
【バルド】
エステール伯爵家従士(♂)18歳
エステール伯爵家から訓練施設への同行従士。
かつて現セルジオ騎士団第一隊長ジグランに仕えた従士。
剣・短剣の使い手。
深い紫色の瞳は「深淵を覗く魔眼」で幼い頃に封印された。
読心術・読唇術に長け知略・謀略を得意とし、従士でありながら「謀略の魔導士」と呼ばれ恐れられていた。戦場で負傷、騎士団を退団後、エステール伯爵家当主近習従士として仕える。セルジオが生まれたと同時にセルジオ付訓練施設同行従士となる。セルジオの生涯の師。
【ベアトレス】
セルジオの乳母(♀)19歳
アレキサンドラの実家カルセドニー子爵家の女官。
アレキサンドラのたっての頼みで娘のアルマを連れてセルジオの乳母になる。
その後、ラドフォール公爵家風の魔導士ポルデュラの付き人となる。
【アルマ】
ベアトレスの娘(♀)
セルジオが生まれる二カ月前に生まれる。
セルジオの乳母になった母に連れられ訓練施設に入るがセルジオ暗殺を目論みから守るためにほどなくしてベアトレスの実家に戻される。
【ポルデュラ・ド・ラドフォール】
ラドフォール公爵家前当主第三子(♀)31歳
風の精霊シルフの加護を受ける風の魔導士。
風を自在に操る事から天候の魔導士とも呼ばれている。
訓練施設専属魔導士としてセルジオの成長に大きく関わる。100年有余前のエステール伯爵家初代セルジオの強い悔恨をセルジオの心と共に封印する。
【初代 セルジオ・ド・エステール】
★第2章 第7話から登場★
100有余年前「セルジオ」を名乗った初代(♀)没時19歳。
主人公セルジオの前世。
魂は召されたが「深い悔恨の感情」を残し、主人公セルジオの中に風の魔導士ポルデュラに封印される。封印後に主人公セルジオの中で自らの追憶から学びを得ていく。セルジオを内から見守り、事ある毎に助力をする。
【エリオス・ド・ローライド】
ローライド准男爵家第二子(♂)
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長(次期)
訓練施設でセルジオと共に育つ。2歳年上の兄の様な存在。
セルジオの守護の騎士として、セルジオと大きく関わる。初代セルジオの時代の第一隊長エリオスの転生者。前世からセルジオへ想いを寄せている。
【オスカー】
エリオスの従士(♂)19歳
ローライド准男爵家から訓練施設への同行従士。
かつて現セルジオ騎士団第一隊長に仕えた従士。
弓術と統制力に長け、弓隊部隊長を担っていたがバルドと同じく戦場で負傷し、騎士団を退団後、ローライド準男爵家当主近習従士として仕える。
エリオスが生まれたと同時に訓練施設同行従士となる。エリオスをこよなく愛する生涯の師。セルジオとバルドと深く関わる。
【ミハエル・ド・ラドライト】
ラドライト准男爵家第二子(♀)
エステール伯爵家セルジオ騎士団第二隊長(次期)
5歳の合同訓練からセルジオとの訓練に参加。7歳より騎士団入団。10歳よりセルジオに仕える。封印された初代セルジオを前世でみとったミハエルの転生者。
【ダイナ】
ミハエルの従士(♀)23歳
ラドライト准男爵家から訓練施設への同行従士。
かつて現セルジオ騎士団第二隊長に仕えた従士。
双剣術に長け「双剣の従士ダイナ」の異名を持つ。
戦場で負傷し、騎士団を退団。ミハエルが生まれたと同時に訓練施設同行従士となる。
【アドルフ・ド・フローライト】
フローライト准男爵家第二子(♂)
エステール伯爵家セルジオ騎士団第三隊長(次期)
6歳の合同訓練からセルジオと共に訓練参加。7歳より騎士団入団。11歳よりセルジオに仕える。
【ルッツ】
アドルフの従士(♂)21歳
フローライト准男爵家から訓練施設への同行従士。
かつて現セルジオ騎士団第三隊長に仕えた従士。
弓術・馬術に長け従士でありながら馬を拝領し騎射を得意とした。
戦場で負傷し、騎士団を退団。アドルフの騎射の師匠でもある。
【ユリウス・ド・スピネル】
スピネル准男爵家第二子(♂)
エステール伯爵家セルジオ騎士団第四隊長(次期)
3歳の合同訓練からセルジオとの訓練に参加。
唯一セルジオと同年齢。7歳より騎士団入団。7歳よりセルジオに仕える。
【ドルディ】
ユリウスの従士(♂)20歳
スピネル准男爵家から訓練施設への同行従士。
かつて現セルジオ騎士団第四隊長に仕えた従士。
長短の槍の使い手。槍隊部隊長を担っていたが戦場で負傷し、騎士団を退団。
【ハインリヒ・ド・エステール】
エステール伯爵家現当主(♂)26歳
セルジオの実父。
ラドフォール公爵家星の魔導士ダグマルが初代セルジオの転生を予兆した事で
セルジオと対面しないまま訓練施設へ向かわせた。
国と王家、自領を守る為の冷酷さを貫く一方でバルドを護衛役兼教育係として同行させる。マデュラ子爵家当主マルギットの黒魔術に侵され実子セルジオの死を望んでいる。
【アレキサンドラ・ド・エステール】
セルジオの実母(♀)20歳
エステール伯爵家夫人。
華やかで優しい容姿とは裏腹に自身の考え方、思いを率直に伝える器量がある。
【セルジオ・ド・エステール(主人公の叔父)】
現エステール伯爵家セルジオ騎士団団長(♂)25歳
主人公セルジオの叔父。
穏やかな顔立ち、風貌とは裏腹な「畏怖」を感じさせる。
実兄であるセルジオの実父ハインリヒと溝がある。
★主人公と同姓同名です。「セルジオ」の名前を初代より承継しています。
【ジグラン・ド・ローライド】
★第2章:第24話から登場★
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長(現)(♀)28歳
先代ローライド准男爵家第二子にしてエリオスの叔母。
「勝利をもたらす騎士」と誉高い槍の使い手。戦場での戦いぶりが古の神話の女神ミネルヴァを思わせる。現セルジオ騎士団団長の腹心中の腹心。
【ルディ】
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長配下従士(現)(♀)21歳
第一隊長ジグランに仕える従士。バルド、オスカーのかつての同僚。
【ジクムント】
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長配下従士(現)(♂)21歳
第一隊長ジグランに仕える従士。バルド、オスカーのかつての同僚。
【ギュンター・ド・ジルコン】
★第2章:第33話から登場★
エステール伯爵家所領内、ジルコン准男爵家第四子(♂)32歳
エステール伯爵家ハインリヒ付侍従。
ハインリヒの幼少期よりエステール伯爵家に従事。実直な性格で黒魔術に侵されたハインリヒの変化に気付きバルドに助けを求める。
【フリードリヒ・ド・エステール】
★第2章:第34話から登場★
セルジオの2歳年上の実兄(♂)
エステール伯爵家次期当主。
100年有余年前の前世でもセルジオと兄妹で転生者。
生まれて間もなく訓練施設に移されたセルジオを不憫に思い事あるごとにバルドを介して助力する。
【ウーリ・ド・セスタイト】
エステール伯爵家所領内、セスタイト准男爵家第四子(♂)21歳
エステール伯爵家近習従士。温和な性格であるが文武両道、フリードリヒの教育係兼護衛役。
【シグリ・ド・ハウライト】
エステール伯爵家領内、ハウライト准男爵家第三子(♀)18歳
エステール伯爵家第一子フリードリヒ付女官。
ウーリの従兄妹(いとこ)。物腰穏やかで必要以上の言葉は発しない。
冷静沈着であるがゆえに冷たく見られる。
【エーミル】
エステール伯爵家従士(♂)30歳
王都西門門番頭。
バルドに憧れを抱き、訓練施設内でバルドの手助けとなる事が喜び。
セルジオ暗殺未遂2件(第5話:水面下の死闘・第15話:覚醒)では
王都騎士団総長への伝令と大ネズミの後始末で助力。
【マルギット・ド・マデュラ】
★第2章:第36話から登場★
マデュラ子爵家現当主(♀)24歳
訓練施設にいるマデキュラ子爵家第二子イゴールの実母。
黒の影(闇の者)を操り、標的の心に憑依させる
100有余年前に封印された黒魔術の担い手「黒魔女マルギット」の器。
エステール伯爵家現当主ハインリヒを黒魔術で操り、セルジオ暗殺を目論む首謀者。
【マデュラの者:ホルガ―】
★第2章 第22話から登場★
バルドが見た木陰に潜んでいた人物の1人。
マデュラ子爵家騎士団の従士(♂)
マデュラ騎士団退団後、当主マルギットの近習従士。
刺客隊長(第38話で名が判明)マデュラ子爵家当主マルギットの「黒魔術」でセルジオ騎士団第一隊従士ジクムントの中へ入り込む。バルドに殺されたマデュラ子爵家第二子イゴールの乳母ファティマの夫。
【マデュラ子爵家乳母:ファティマ】
★第2章 第38話に再度「回想」で登場★
マデュラ子爵家第二子イゴールの訓練施設同行乳母。
セルジオの命の狙い、セルジオの居室へ忍び込む寸前の所でバルドに仕留められた。その後、マデュラ子爵家当主マルギットの「黒魔術」でエステール伯爵家女官アーディの中に入り込む。アーディの死後、エステール伯爵家当主ハインリヒの中に入り込みセルジオ暗殺の機会を狙う。マデュラ騎士団刺客隊長ホルガ―の妻。
【オーロラ・ラドフォール・ド・シュタイン】
★第2章 第37話から登場★
シュタイン王国第14王女(♀)
王家直属の光と炎の魔導士。
ラドフォールは母方の家名。
風の魔導士ポルデュラは伯母にあたる。100有余年前の前世の記憶を魂に刻み今世に転生した。青き血が流れるコマンドールと謳われた人の心を封印されたセルジオに『心の種』を与えることになる。セルジオの騎士叙任後は数々の戦場で共に戦う。
【ノルベルト・ド・コンクシェル】
★第2章:第37話から登場★
コンクシェル伯爵家第三子(♂)14歳
王家近衛師団第14王女オーロラ付近衛騎士。
見た目の美しさ、冷ややかな表情と淡々とした物言いから「氷の近衛」の異名を持つ。実は心根が優しくオーロラへの忠誠心は抜きんでている。
騎士叙任式を終えたばかりの14歳。
【イルザ】
★第2章:第42話から登場★
セルジオ騎士団現団長付女官(♀)37歳
現団長が10歳の頃から仕えている。
シュタイン王国では珍しい黒髪に薄茶色の瞳が人目を惹く。
冷静で物静かな言動は見た目も相まって冷たく感じる。ジプシーが野盗に襲われ逃れた所を先代団長に救われセルジオ騎士団で育てられた。自分一人が生き残った哀しい過去を背負っている。
*注:年齢は登場した時点でのものです。
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