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ホストクラブ
ナイツというお店に到着した私は戸惑っていた。
「先輩。ここって……」
「そう。ホストクラブ」
「……帰ります」
「まぁまぁ。一度入ってから考えようよ。日々のストレスから解放されて夢の一時が過ごせるわよ?」
う……
「そ、それは興味ありますけどぉ」
「ね。一度でいいのよ。今日は私の奢りだし。ね?」
そう言われては断れない。先輩が奢ってくれるっていうのなら。興味がないわけじゃないし。
こうして私はホストクラブ『ナイツ』へと足を踏み入れたのだった。
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